「ACマスターカードを契約する前にメリットとデメリットが知りたい!」
ACマスターカードを利用する前に、以下のデメリット・メリットをおさえておくといいでしょう。
- 【ACマスターカードのデメリット】
- 在籍確認がある
- リボ払いのみ
- ETCカードが発行できない
- ポイントプログラムがない
- 保険の付帯サービスない
- 【ACマスターカードのメリット】
- 即日発行も可能
- 利用明細をWeb上で確認できる
- ショッピング枠とキャッシング枠の合計利用限度額が最高800万円
- 返済方法を振込・コンビニ支払い・引き落としから選ぶことができる
この記事では、上記のデメリット・メリットについて詳しく解説していきます。
ACマスターカードのデメリット
ACマスターカードには、5つのデメリットがあります。
- 在籍確認がある
- リボ払いのみ
- ETCカードが発行できない
- ポイントプログラムがない
- 保険の付帯サービスがない
それぞれ詳しく解説していきます。
デメリット1.在籍確認がある
ACマスターカードには在籍確認があります。
在籍確認では、ACマスターカードの担当者が申込内容をもとに「申込者が本当に勤め先に在籍しているのか電話で確認します。
会社に在籍している事で、申込内容に書いてあるとおりの返済が可能なのか判断するためです。
勤務先に連絡されたくない人にとってデメリットと言えるでしょう。
詳しくは、アコムの在籍確認を周囲へ知られないための対処法についてまとめた記事を参考にしてください。
デメリット2.リボ払いしか対応していない
2つ目のデメリットはリボ払い専用カードであることです。
リボ払い(リボルビング払い)とは、あらかじめ決めた金額を毎月返済する支払い方式のことです。
リボ払いは毎月の返済負担が一定にできる分、返済期間が分割払いより長くなります。
返済期間が長くなると、当然利息の総額も上がります。
多くのクレジットカードの返済方式は一括や分割などから選択できますが、ACマスターカードの支払い方法はリボ払いのみです。
そのため、毎月の支払いに余裕が出来ますが、返済期間が伸びてトータルの返済額が多くなる可能性があります。
リボ払いの手数料がかからない
ACマスターカードは「毎月20日締め、翌月6日払い」です。毎月20日までの利用全額を、翌月6日までに返済が完了すれば手数料はかかりません。
手数料を支払いたくなくなければ、一括返済をするといいでしょう。
デメリット3.ETCカードが発行できない
3つめのデメリットは高速道路で使うETCカードを発行できないことです。
多くのクレジットカードは、ETCカードを追加発行できます。しかし、ACマスターカードの場合、ETCカードが発行できません(2020年4月時点)。
ETCカードを利用したい場合は、他社カードを発行する必要があります。
デメリット4.ポイントプログラムがない
クレジットカードの多くは、利用金額の一部をポイントの形で還元していますが、ACマスターカードはポイントプログラムがなく、代わりにキャッシュバックサービスが用意されています。
しかし、その還元率は0.25%と一般的な年会費無料のクレジットカードの還元率が0.5%に比べ半分の還元率しかありません。
クレジットカード | ポイント還元率 |
楽天カード | 1.0% |
イオンカード | 0.5% |
ACマスターカード | 0.25% |
ライフカード | 0.1% |
JCBカード | 0.1% |
キャッシュバックサービスは引き落とし額から自動的に差し引かれます。
デメリット5.保険の付帯サービスがついていない
5つ目のデメリットは保険サービスが付帯していないことです。
代表的なクレジットカードであるイオンカードやライフカードには、以下の保険が付帯しています。
- 旅行傷害保険:旅行時のケガの治療に関する保険サービス
- ショッピング保険:カードで購入した品物の損害を補償するサービス
ACマスターカードは、これらの保険サービスが付帯していません。
続いて、メリットについて解説していきます。
ACマスターカードのメリット
ACマスターカードには、4つのメリットがあります。
- 即日発行も可能
- 利用明細を郵送せずにサイト上で確認することができる
- ショッピング枠とキャッシング枠の合計利用限度額が最高800万円
- 返済方法は振込、コンビニ支払い、引き落としから選ぶことができる
特に、急いでお金を借りたい人にとって、即日発行もできる点は魅力です。
それぞれ詳しく解説していきましょう。
メリット1.即日発行が可能
1つめのメリットはACマスターカードを最短即日発行できることです。
クレジットカードの中には、申込からカード到着(カードが使えるようになる)までに数日~数週間かかることもあります。
ACマスターカードの場合、申込方法次第でその日のうちに、カードが使える方法があります。その最短即日で手に入れる方法は以下です。
申込から発行手続きまでをインターネット上で完結させて、自動契約機(むじんくん)でACマスターカードを受け取る設定にすると最短当日に手に入れる事が出来ます。
具体的な流れは以下です。
- インターネットからACマスターカードを申し込む
- 電話またはメールで申し込み内容確認の連絡がくる
- メールまたはアプリで本人確認書類を送付する
- 審査結果の連絡がくる
- 審査に通れば全国の「むじんくん」でカードを受け取る
メリット2.利用明細を郵送せずにサイト上で確認することができる
2つ目のメリットは利用明細を郵送されない方法があることです。
公式サイトからログインして、交付書面の受取方法を電磁交付に設定することで、支払い時の利用明細を郵送されなくなります。
電磁交付とは、契約書の内容や支払い明細を、アコムの公式サイトから確認できるサービスです。同居人に、ACマスターカードを利用していることを知られたくなければ、電磁交付を設定しましょう。
メリット3.ショッピング枠とキャッシング枠の合計利用限度額が最高800万円
3つめのメリットは利用限度額の上限が高いことです。
ACマスターカードは、ショッピング枠が最大300万円(10~300万円)、キャッシング枠を合わせると最大上限800万円という高額な上限設定です。
ACマスターカードは年会費無料で、発行当初は低い限度額だとしても、継続的に使い続ける事で将来的に他のクレジットカードよりも高い限度額になる可能性があります。※増額時は審査があります。
メリット4.返済方法を振込、コンビニ支払い、引き落としから選ぶことができる
4つ目のメリットは返済方法を選択できることです。
ACマスターカードは、6つの支払方法を選ぶことができます。
- コンビニATM(ローソン銀行、イーネット※、セブン銀行)
- ショッピングセンター(イオン)
- インターネットバンキング
- 振込、自動引き落とし
- アコムATM
- アコム店頭窓口
※イーネット:ファミリーマート、ポプラ、デイリーヤマザキ、ライフ、ドン・キホーテ
支払方法の中には手数料が発生する方法があるので、あらかじめ調べておくといいですね。
また、アコムの営業時間によっては24時間いつでも返済できない場合があるので注意しましょう。
申込前に確認しておきたい3つのポイント
ACマスターカードに申し込む前に、確認しておきたいポイントを3つ紹介します。
- ネット申込からの「むじんくん」受取で最短即日発行
- 在籍確認に必要な書類
- 「むじんくん」は全国に1,000ヶ所
それぞれ見ていきましょう。
ネット申込からの「むじんくん」受取で最短即日発行
ACマスターカードは、即日発行が可能なクレジットカードですが、申込当日にカードを受け取りたい(カードを使いたい)のであれば前述で紹介したとおり、受け取り方法をネットで申し込む→むじんくんで受け取る形式にする必要があります。
どうしても当日中にカードを受取りたい場合は、午前中にネットでの申込みを完了させ、むじんくんで受取りましょう。
申込が遅くなると、審査結果が届くのが翌日以降になる可能性があります。
在籍確認に必要な書類は?
在籍確認は基本的に電話連絡ですが、「職場に電話されるのは困る」、「職場に電話されても連絡がつながらない可能性がある(応対できない可能性が高い、など)」という事情もあるでしょう。
その場合、申込後コールセンターに連絡することで書類による在籍確認で済む可能性があります。以下の書類を用意しておきましょう。
- 社会保険証と直近の給与明細
- 社員証(写真入り)
- 雇用契約書(写し)
「むじんくん」は全国に1,000ヶ所
むじんくんは2019年3月現在、全国に約1,000ヶ所あります。
アコムの公式HPから、むじんくんの場所について検索することができます。
もし、むじんくんの場所を確認したい時は居住する都道府県や市町村から調べてみましょう。
アコム | ||
|
まとめ
ACマスターカードには即日受け取りが可能であることと、他のクレジットカードと比べてショッピング枠・キャッシング枠が大きいというメリットがあります。
一方で、還元率が低い、保険が付帯していないといったデメリットも無視できません。
ACマスターカードは、すぐにクレジットカードが必要な人に魅力的です。メリット・デメリットを理解した上で、上手に利用しましょう。