「アコムは返済金額がいくらになるのか調べたい」「利息を抑えながら返済したい…」
アコムの返済シミュレーションは、毎月の返済金額を調べられるもの、完済までの返済回数を調べられるものと2種類あります。
これらの返済シミュレーションを使うことで、毎月の返済金額や利息がいくらなのか具体的に確認することが可能です。
また利息を抑えるためには、返済期間や返済する日にちが大切になります。
目次
アコムの返済シミュレーション
アコムの返済シミュレーションは、スマホから使うことができ通勤中など1分程度あればどこにいても調べることが可能です。
では2種類の返済シミュレーションについて詳しく解説していきます。
1.毎月の返済金額を調べるシミュレーション
毎月の返済金額を調べるシミュレーションは、「借入れ金額・金利・返済回数(毎月1回)」の3項目を入力するだけで利用できます。
どの項目も自身の好きな数字を入れることができますが、金利によって入力できる返済回数が異なります。入力できる金利と返済回数は以下の通りです。
■金利18.0%
返済回数は46回まで
■金利15.0%
返済回数は78回まで
■金利7.70%
返済回数は87回まで
■金利4.70%
返済回数は77回まで
■金利3.0%
返済回数は73回まで
またこのシミュレーションは、借入れした日から30日ごとに返済した場合を想定して毎月の返済金額を確認することができます。
実際に「借入れ金額20万円・金利18.0%・返済回数20回」でシミュレーションすると、毎月の返済金額は11,649円です。
さらに11,649円は元金と利息がいくら含まれているのかもわかります。
毎月の返済金額がいくらになるのか調べたい方は、こちらのシミュレーションを利用してみましょう。
完済までの返済回数を調べるシミュレーション
完済までの返済回数を調べるシミュレーションは、「借入れ金額・金利・毎月の返済金額」の3項目を入力するだけです。
こちらのシミュレーションは、1,000単位で自身の好きな数字を入力することができ、金利と借入れ金額に対して入力できる毎月の返済金額が異なります。
入力できる金利と返済金額は、以下の通りです。
■金利18.0%
毎月の返済額は3.0%以上
■金利15.0%
毎月の返済金額は2.0%以上
■金利7.70%・4.70%・3.0%
毎月の返済金額は1.5%以上
たとえば、金利18.0%で借入れ金額を20万円で設定すると、入力できる返済金額は6,000円からになります。
また実際に「借入れ金額20万円・金利18.0%・毎月の返済金額6,000円」でシミュレーションすると、返済回数は47回です。つまり、3年と11ヶ月で返済が終了することがわかります。
借入れ金額と毎月の返済金額で返済回数がどうなるのかを確認したい方は、こちらのシミュレーションを利用してみましょう。
ちなみに毎月の返済金額を1万円単位で設定するときは、「1万円は10千円・20万円は200千円」などと入力することで調べることができますよ。
返済シミュレーションを使って返済計画を立ててみる
アコムの返済シミュレーションを使うことで、毎月いくら返済するのかなど返済計画を立てることができます。
またシミュレーションして返済計画表を確認すると、元金や利息、残高がどのように増加・減少していくのか具体的にわかります。
今回はアコムで、「60万円の借入れ金額・金利15.0%・返済回数30回」と「借入れ金額30万円・金利18.0%・毎月の返済金額1万円」の2種類でシミュレーションしてみました。
※項目を選択していただくと表が出てきます
まず「借入れ金額60万円・金利15.0%・返済回数30回」で設定すると、毎月の返済金額は24,107円になります。
そして支払う返済金額の合計は723,197円ということがわかるのです。
返済金額の合計には元金と利息が含まれており、返済する日にちを早めたり、返済する金額を多くしたりすることで支払う利息の金額を抑えることができます。
次に「借入れ金額30万円・金利18.0%・毎月の返済金額1万円」で設定すると、返済回数は41回です。つまり、3年と5ヶ月で返済を終わらせることができます。
返済回数も利息と同様で、返済する日や返済金額によって返済を早く終わらせることができるのです。
そのため、お金に余裕がある月はいつもより早く返済する、または返済金額を多くすることが大切になります。
ただ返済シミュレーションはあくまでも目安なので、実際の返済金額・返済回数とは異なることを覚えおきましょう。
返済期間ごとの利息総額
利息の総額は返済する期間によって大きく変わり、長期間になると高額に、短期間なら低額になります。
実際に借入れ金額10万円を「1ヶ月・5ヶ月・1年」で返済するとき、利息の総額は以下の通りです
■返済期間1ヶ月
利息の総額:1,500円
■返済期間5ヶ月
利息の総額:4,543円
■返済期間1年
利息の総額:10,011円
上記のように借入れ金額10万円を1ヶ月で返済する場合、利息の総額は1,500円になります。
それに対して、返済期間5ヶ月は4,543円になり、1年だと10,011円の利息になるのです。
つまり利息を抑えるためには、できるだけ返済金額をより多く支払うことが重要になります。いつもより多く支払うと返済する期間が短くなり、結果的に利息の総額を減らすことが可能です。
そのため、できるだけ利息を抑えたいなら、臨時収入などでお金に余裕があるときはいつもより多く返済しましょう。
利息を少なくできる返済日を選択
利息を少なくするためには、毎月返済する日にちも大切な項目になります。なぜなら、アコムは利用している日数によって利息を計算しているからです。
ただ、契約時に設定する返済日によって支払うことができるタイミングが異なります。
- 35日ごとの返済日
- 毎月指定の返済日
- 毎月6日の返済日
上記のなかでおすすめの返済日は、「35日ごとの返済日」です。
35日ごとの返済日は、次回の返済日までなら自身の好きなタイミングで返済することができて計画が立てやすくなります。
つまり本来の返済日よりも早く返済することで、利用している日数を減らすことができるのです。
たとえば、借入れ金額20万円だとして、本来の返済10月5日に支払う場合、本来の返済日よりも早い9月31日に支払う場合では以下のような利息になります。
■本来の返済10月5日に支払う場合
利息の金額:約3,452円
■本来の返済日よりも早い9月25日に支払う場合
利息の金額:約1,972円
※1円未満は切り捨てます
※借入れ・返済した当日は利用日数に含まれません
上記のように本来の返済日よりも早く返済すると、1,480円も利息を抑えることができます。これを1年間続けると、17,760円も利息を抑えられるのです。
そのため、返済日を35日ごとの返済日を設定し、本来の返済日よりを早く支払うことで利息を少なくすることができるでしょう。
ちなみに、返済日は店頭窓口や自動契約機、電話からいつでも変更することができます。
ただ前回の返済日から、変更手続きした日までの利息を支払わなければいけないので注意しましょう。
無理なく返済できる方法を選択しよう
せっかく利息を抑える方法を試しても返済に遅れてしまうと、延滞損害金が発生してしまい余計な出費が増えてしまいます。
アコムには以下の5つの返済方法があるので、返済期日に遅れないよう選択しましょう。
- ATM
- 店頭窓口
- 口座振替
- 銀行振込み
- インターネット返済
上記のなかで利息を抑える方法を実践することができ、無理なく返済できるのはATMとインターネット返済が挙げられます。
アコムが利用できるATMはコンビニや銀行などに設置されており、コンビニの提携ATMなら24時間いつでも利用することが可能です。
ただ提携ATMを利用する際、「1万円以下:110円・1万円超:220円」の手数料が発生します。
この手数料は返済金額のなかから自動的に引かれますが、手数料分多く支払う必要はありません。
またインターネット返済は24時間いつでも手数料ゼロ円で返済することができますよ。
しかし、インターネット返済は事前にお金を引き落とす口座先のインターネットバンキングを登録しておく必要がありますが、通勤中であってもスマホやPCから返済できる手軽さが魅力です。
そのため、利用手数料が気になる方はあらかじめ登録しておきインターネットで返済しましょう。
まとめ
アコムの返済シミュレーションは、毎月の返済金額を調べるもの、返済回数を調べるものと2種類あります。
どのシミュレーションも、借入れ金額・金利・返済回数、もしくは毎月の返済金額の3項目を入力するだけなので簡単です。
また返済シミュレーションを使うと、毎月支払う返済金額など具体的な返済計画を立てることができます。
さらに利息を抑えるためには、返済期間や返済する日にち、返済方法を知ることが大切です。
返済シミュレーションを使い、いくら返済するのかなど具体的な返済計画を立てるために役立てましょう。