利息はどう計算する?年率ってなに?気になる疑問をすべて解決!

年率のイメージイラスト

「年率って何?って検索したら利息や利率、金利に実質年率という言葉が並んでよくわからない!」

「お金を借りたいけどそもそも年率って何?どういう意味なの?」

「利息の計算方法について調べていたら、実質年率やアドオン率っていう言葉が出てきたけど…これってなんなの?」

年率という言葉を知りたいだけなのにいざ調べようとするとわけのわからない言葉が出てきて困ってしまいますよね。

そこで今回のテーマは「年率」です。

年率はお金を借りるうえで絶対に外せないものですが、年利、利率など似た言葉も多くこんがらがってしまいますよね。

そこで今日は、年率に関する疑問をズバッと解決していきます!

年率ってどういう意味だろう?年率にまつわる言葉の意味

年率の話の前に、まずはお金を借りるときの仕組みと借りるときにかかる金利と利息についてお話しします。

銀行や消費者金融などの金融業者は、お金をお客さんに貸すことを商売としている業者だとイメージするといいでしょう。

金融業者はお金を貸し出して、貸したお金の何%かをお礼としてもらって生計を立てています。そのお礼のなかには、私たちがお金を借りた時に発生する手間賃が含まれています。

その手間賃がいくらになるか?その手間賃は貸したお金の何割に当たるか?というところが今回の金利と利息のお話になるんです。

図にするとこんな感じです。

 

お金の貸し借りのイメージ

 

この手間賃を計算するために使っている10%という割合が金利で、具体的な金額の1万円が利息になります。

利息については後述しますが、今のところ金利は借りたお金を返すときにかかる手間賃を計算するときの割合で、利息は手間賃の具体的な金額の部分と覚えておいてください。

金利と年利はほとんど同じ意味

金利と利息の違いは、さきほどの話で理解できたでしょうか?いったん考えを整理してもらったら、今度は年利のお話にいきましょう。

金利は、金融業者に借りた手間賃を計算するときに使う割合だと説明しました。この利息の計算を1年単位で考えたものが「年利」です。

金融機関で「年利10%」「金利10%」「年率10%」と書かれているポスターやCMを見たことはありませんか?じつはこれらはどれも言葉は違うけど、ほぼ同じ意味なんです。

もしも、1ヶ月ごと、1日ごとの利息の割合であったなら別の書き方がされることが多いですが、金利を使う場合、1年ごとで割り出すことがほとんどです。もしただ単に「金利」と書かれているときは金利=年利と考えても問題はないでしょう。

年利と実質年率は同じでいいの?

金利=年利というとらえ方で問題ないとお話ししてきました。

金融業界で使われる言葉はたくさんありますが、年利と同じ意味として考えられている言葉に、「年率」というものがあります。

その年率と似たような言葉に「実質年率」というものがありますが、この年率の前についている「実質」とは一体何のことなのでしょうか?

じつは、私たちがお金を借りるときに発生する手数料や費用を含めたものが年率を指しているんです。

利用者がお金を借りに行くと、金融業者はお金を貸すためにさまざまな経費がかかります。これを利用者にいちいち請求していてはとても手間がかかります。

つまり、経費を年利の中に合わせたものが実質年率となるのです。

なので、細かくいえば「年利10%」と「実質年率10%」と表現がされているなら、「年利10%は手数料を含んでいない」ということになってしまいます。

「ええ?!それじゃあ、年利は手数料含まないで10%、実質年率は手数料込みで10%なら込みの方が得じゃん!」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。

消費者金融は実質年率での表記が義務付けられています。

なので、別途で手数料を取られることはまずありません。まぁ、年利と実質年率はほぼ同じ意味だと思っておくとよいでしょう。

金利や利息、年利、年率……この章では金融業界で使われる言葉の意味や違いについて説明してきました。

細かく意味を見ていくと違っているのですが、金利、年利、年率については金融業界ではほぼ同じ意味で使われていることが多いんです。

文章だけでは分かりづらいかもしれないので、表にもまとめておきましょうか。

似ている言葉のまとめ

・年利=金利・・・お金を借りるときの利息を計算するために必要な割合のこと。

・利息=利子・・・具体的な金額。お金を返済するときの具体的な数字。

・年利=年率=実質年率・・・ほぼ同じ意味の言葉。実質年利の「実質」とは、手数料込という意味だが、消費者金融では実質年率と表記するのが義務付けられている。
なので、年利、年率といわれたら実質年利と同じ意味。

年率と利息の関係って何?

金利や年利、年率などの言葉の意味を理解したら、次は実際の年率と利息の関係についてみていきましょう。

年率は利息を計算するのに必要なものなんです!

利息って何?

1章でお話ししましたが、利息はお金を借りた相手が金融業者に支払う手間賃の具体的な金額を指しています。

利息は別の言い方で利子とも呼ばれます。

「借りた際に支払うものが利子」で、「貸した際に受け取るものが利息」と使い分けがされるようですが、使い方にあまり明確な決まりはないようです。

支払う利息は借りたお金に年率をかけると求めることができます。つまり、支払う利息を知るにはまず年率が何%か知らないといけないわけです。

次から具体的な数字を使って、実質年率を使った利息の計算方法を紹介します。

基本的な利息の計算の仕方 

基本的な利息の計算はこのような式で求めることができます。

利息の求め方は元金×年率=利息となります。

具体的な例を出すとこうなります。

【例】50万円を年利18%で借りたという場合で計算します。

50万×18%=90,000

この90,000円が、1年間にかかる利息です。

上の【例】のまま90日間お金を借りていた場合は、1ヶ月にかかる利息は以下のようになります。

50万×18%÷365日(1年間のこと。閏年の場合は366日)×90日=22,192円

このように年率を使って計算すると、具体的な利息の金額がわかります。では、具体的な金額がわかるとどんなメリットがあるのでしょうか?

利息を知ると何かいいことあるの?

利息の具体的な金額がわかると、今月いくら返済しなければならないのかわかり返済金が用意しやすくなります。それだけではなく、通常の返済が難しい月には利息分だけを用意して返済にあてることができるかもしれませんよ。

返済が難しいときはあらかじめ金融業者に連絡を入れて、返済が難しいことや返済を利息分だけにしてほしいことを伝えましょう。

会社との話し合いによっては返済日を待ってくれたり、返済期間を伸ばして元金分の支払いを待ってくれる可能性があります。

ただ、基本的にはきちんと返済期日は守らなければならないので、返済のことも考えてお金を借りるようにしましょう。

また、さきほど利息の金額は実質年率を使って計算して決めるとお話ししましたが、利息金額の決め方には「実質年率方式」と「アドオン方式」があります。

利息の計算方法がわかっていると、自分が利息を払いすぎていないかのチェックがしやすくなります。

これからお金を借りる方も、月々の生活設計を立てやすくなるのではないでしょうか。自分が支払う利息の金額を知っておくと、返済計画が立てやすくなります。

次の章で実質年率方式、アドオン方式について詳しく説明していきますのでぜひ参考にしてみてください。

実質年率方式とアドオン方式の違い

利息の求め方には主に2つの計算の仕方があります。

実質年率方式とアドオン方式になりますが、まずは実質年率方式から見ていきましょう。

実質年率方式の計算の仕方

実質年率方式は現在一般的に使われている利率の計算方法です。実質年率方式は元金が減ったらその都度計算し直す計算方式なので、支払いが進むと利息も少なくなっていくのが特徴です。

では実際の数字を使って、どう計算するのかみていきましょう。

まず、実質年率方式の1ヶ月辺りの利息の計算式はこんな感じ。元金×年率÷365日(1年間のこと。閏年の場合は366日)×1ヶ月となります。

例えば、10万円を年率10%で借りて、10回払いで返済する予定。という場合には、10万×10%÷365日×30日=821となります。

ここで注意することは、実質年率方式は元金が減るごとに計算しなおすということです。つまり、10万円を10回払いなので1回の支払いは1万円。

2ヶ月目は1万円返済されて9万円から再計算します。9万×10%÷365日×30日=739となります。

3ヶ月目は8万円から、4ヶ月目は7万円から……と段々と減っていきます。表にまとめていくとこんな感じです。

実質年率方式の利息のシュミレーション
返済回数元金利息
1回100,000円821円
2回90,000円739円
3回80,000円657円
4回70,000円575円
5回60,000円493円
6回50,000円410円
7回40,000円328円
8回30,000円246円
9回20,000円164円
10回10,000円82円
合計4,515円

元金が減るごとに利息が減っていくのがよくわかりますね。

ちなみに混同しやすいのですが実質年率方式は利息の計算方法です。

リボ払いや分割払いなどの支払い方法を決めたら、支払い方法に合わせて利息が計算されます。

借金は利息だけ払っていても減っていきません。

きちんと元金と利息を支払いましょうね。

アドオン方式って何?

次にアドオン方式について説明していきましょう。利息を元本から計算するのがアドオン方式の利息計算方法です。

また、返済終了まで利息の金額が変わらないのが特徴です。

アドオン方式は、借入時の金額に対して何%の額を利息として支払うかを決めるアドオン率という利率を使って利息を求めます。

では、実際に利息を計算してみましょう。

アドオン方式の利息の総額は元金×年率で求めることができます。先ほどの例の10万円を年率10%で借りた10回払いで返済する予定という例題で考えてみると、10万×アドオン率10%=10,000円となります。

なので、1回あたりの利息は1万÷10回で=1,000円ということになります。こんな感じで計算がとっても簡単なのが特徴です。

表にまとめるとこんな感じです。

アドオン方式の利息のシュミレーション
返済回数利息
1回1,000円
2回1,000円
3回1,000円
4回1,000円
5回1,000円
6回1,000円
7回1,000円
8回1,000円
9回1,000円
10回1,000円
合計10,000円


毎月の利息が常に同じ額なのがよくわかりますね。

計算式は分かりやすいのですが、アドオン方式には注意しなければならない点があります。

それは、支払いをするごとに元金が減っていくことを計算に入れていない点です。

実質年率方式では元金が減るごとに利息を計算し直していました。

ですので、元金が減れば利息も減っていきます。

しかし、アドオン方式は元金が返し終わるまで減らないものとして最初に計算しているので利息も減らず、結果的に支払う全体の額が高くなってしまうのです。

アドオン方式と実質年率方式を比べてみよう!

先ほどの表をもとに具体的な数字でアドオン方式と実質年率方式の利息を比べてみると、アドオン方式の利息の総額は1万円でした。

一方実質年率方式の利息の総額は4,515円になります。実質年率方式とアドオン方式では、利息総額で5,485円の差が出るんですね。

これは、アドオン率が10%とWebサイトで表示されていたとしても、実質年率に置き換えた場合10%以上支払っていることになるからなんです。

そのため、もともと借りていた金額分を固定して利息を計算するアドオン率は、現在割賦販売法で表示が禁止されています。

必ず実質年率が表記、使用されて利息が計算されているはずです。

もし、「年利10%!!」としか表記されていなかったら、必ず「この金利は実質年率ですか?それともアドオン率ですか?」と確認しましょう。

まとめ

年率は、利息を計算するときに様々なところで使われています。

カードローンや住宅ローン、消費者金融やクレジットカードなど、借りたお金を分割で返していくときには、避けて通れない言葉ではないでしょうか。

今回は年率の意味や役割、そして計算方式などをご紹介しました。

年率についてのまとめ

・金利、年利、年率、実質年利=これらすべてはお金を借りるときに後で支払う利息が、元の何%にあたるか?を示す部分。手間賃込みの値段であることが多い

・利息、利子=お金を借りたら返すときの具体的な数字

・アドオン方式=現在あまり使われていない利息の計算方法。利息を高く払いすぎてしまうかもしれないので注意!

 

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