携帯料金が3分の1に!?格安SIMを比較・選択するための基礎知識

格安SIMで今のスマホを安く済ませられる!?格安SIMにする前にMVNOを理解しよう

「格安SIMって何がオトクなの?」

「格安SIMを選ぶポイントが知りたい!」

格安SIMが良いらしいと聞き、自分も乗り換えたいとお考えの方も多いのではないでしょうか?

しかし、格安SIMが実際どんなものでどこから選んだらいいのか分からない、こんなお悩みをお持ちのはず。

 

こんにちは、経済評論家の湯銭孝志ゆぜにたかしです。皆さんは格安SIMとはどういうものか、ご存じですか?格安SIMにしようか迷っている、なかにはもう格安SIMにしたという方もいるかもしれません。

しかし意外なメリットや落とし穴というのは、比較してみないとなかなか明らかにするのは難しいのです。

 

今回はそんな方たちに向けて、今回は格安SIMとは何か、自分に合った格安SIMを選ぶポイントについてひとつひとつ確認していきましょう。

格安SIMって、いったいなに?

まずは格安SIMとはどんなものなのか、しっかり確認していきましょう。

 

そもそもSIMカードってなに?

docomo「FOMA」・au「COMA 1X WIN」・Vodafone(現Softbank)「Vodafone 3G」など、日本では「第3世代」と呼ばれる携帯電話から採用されたのが「SIMカード(正確にはUIMカード)」という仕組みです。

3大キャリアでは次のような名称で呼ばれています。

 

キャリア

docomo

au

Softbank(旧Vodafone)

名称

FOMAカード(青・緑)

ドコモUIMカード(白・赤・ピンク・水色)

au ICカード

Vodafone Global Standard USIMカード(赤)

Softbank 3G USIMカード(銀色)

 

スマートフォンの機種変更をするとき、金色のICチップが大部分を占める、親指の爪の大きさほどのカードを入れ替える場面があると思います。この小さなICカードの中には携帯電話会社が利用する、回線の固有データが収められているのです。

日本における携帯電話とSIMカード

SIMカードが導入される前、携帯電話には契約回線のデータが直接入っていました。そのため機種を変えるためには「取扱店(携帯ショップ)」でデータの入れ替えが必須

 

これが「機種変更」という手続きであり、私たち利用者側にとっては大きな手間につながっていました。

 

そもそも携帯電話各社は契約数を増やそうと、取扱店へ支払う「販売奨励金」を高くしていた時代。

 

販売奨励金をもとに本体価格の割引が行われたため機種変更よりも新規契約の方がはるかに安く、電話番号さえ目をつむれば「0円」で携帯電話を変えることもできました(実際には新規契約の事務手数料が翌月請求)

そのため中身を入れ替えるといっても、入れ替えるのは電話帳や撮った写真がメインだったかもしれません。

 

しかし「SIMカード」導入後、携帯電話の回線と結びついているのは「SIMカード」だけに代わりました。つまり「SIMカード」を入れ替えれば、自分で携帯電話の機種を変えることができるようになったのです。

 

このSIMカードの仕組みが日本で意識されはじめたのは「スマートフォンが普及してから」でした。キャリア独自の機能・機種が多かったガラケーに比べ、共通の土台の上にある「スマートフォン」では通信キャリアにこだわる必要がなくなったのです。

 

例えば「iPhone」は当初Softbankだけで取り扱っていましたが、やがてau・docomoでも販売されるようになりました。

 

しかし「iPhone」自体世界中で販売されており、基本機能の差はほとんどありません

ガラケーとスマートフォンの違い

 

一方携帯電話料金は以前から高止まりする傾向にあります。Softbankのホワイトプラン導入など、料金切り崩しの動きで少々安くなってはいますが「料金引き下げより、独自のサービスを充実させて差をつける」流れが強いのです。

 

ここで「回線だけを安く提供する事業者」が出てくれば、必要最低限のサービスだけでいい利用者は「安さ」にこだわることができます。そのような需要に応えるように登場したのが格安SIMなのです。

 

しかも今は『携帯電話番号』を変えずに会社を移れるようになっていますよ。

電話番号を変えず・携帯会社を変えられるように!

じつは携帯電話の番号11桁のうち、「最初の6桁」に対して番号の割り当て事業者が決まっています。

そのため以前は「携帯電話会社が変われば電話番号も変わる」が当たり前でした。

 

しかし番号が変わるということは「消費者の選択の障害」となると考えられ、通信行政を管轄する総務省の意向のもと、2006年「MNP(Mobile Number Portability:携帯電話ナンバーポータビリティ)」という仕組みが開始されたのです。

 

この仕組みを利用し引き継ぎたい電話番号を使っている事業者に「MNP申し込み」をすると、「予約番号」が発行されます。

 

この番号を「新たに契約する事業者」に伝えれば会社間で引継ぎが行われ以前使っていた番号が新たに契約を結ぶ事業者で使えるようになるのです。

もちろん番号引継ぎに当たっては転出手数料がかかる携帯電話会社がほとんどですが、番号が変わらないという魅力はキャリア間の競争につながったといわれています。

 

ただし3大キャリアは『一定期間継続で料金を安くする』というプランが多いから、その継続の切れ目を狙わないと『契約解除料』がかかるから注意しておきたいね。

ただ、これについても2018年6月に総務省から指導が入っているので、今後の動向は注目していきたい部分ともいえます。

しかしじつは、格安SIMは『回線を借りて運営する』形をとって運営されている。そのことでコストを抑え「格安」を実現しているんです。

 

格安SIMは回線を借りて提供する事業者が大半!

格安SIMの大きな特徴は、「回線を持つ事業者」と「回線を借りて提供する事業者」の両方が存在することです。

 

2018年7月現在、全国的な携帯電話回線網を持つ事業者は「docomo」「au(KDDI・沖縄セルラー)」「Softbank」の3大キャリアのみです。それ以外の事業者はすべて「3大キャリアから回線を借りてサービスを提供する」事業者なのです。

 

なお2019年10月のサービス開始を目指して「楽天モバイル」が1.7GHz帯の免許を取得しています。独自の回線網の整備が進めば「回線を持つ格安SIM事業者」としての強みが出てくるかもしれません。

 

今までの携帯電話の使いかただと『回線と携帯電話会社』は同じようなものだったから、イメージしにくいかもしれません。そこでこの格安SIMを実現する概念『MVNO』について深く掘り下げてみましょう。

格安SIMを使うためには「MVNO」を理解しよう!

MVNOとは『Mobile Virtual Network Operator』、直訳すれば携帯仮想ネットワーク事業者、普通は仮想移動体通信事業者と呼ばれます。

 

簡単にいえば『3大キャリアから携帯回線網を借りて、自分の回線として提供する事業者』のこと。

 

回線を維持するための費用が「新規参入の壁」だった!

3大キャリアは日本全国で基地局の整備を進め、各社とも日本国内で人が住んでいる地域のほとんどをカバーするようになっています。

 

現在は高速通信ができる地域の拡大と、基地局電源の増強など災害対策の強化が新たな投資の中心ですが、一方で全国をくまなくカバーする回線網にかかる維持費はかなりのものです。

 

2018年3月期決算から、各社が1年間に使った設備投資額を確認してみましょう。

 

 

NTTドコモ

KDDI

Softbank

設備投資額

5,764億円

3,601億円

(モバイル事業)

3,703億円

(国内通信事業)

(各社とも2018年3月期決算発表資料より)

 

Softbankは固定回線を含んだ値であることに注意が必要ですが、いずれにしてもキャリア各社は回線網維持のために多大な費用をかけていることは、この数字を見ると明らかです。

 

逆にいえば、新たに参入するには「費用の壁」が大きいことは明らかでしょう。

 

しかもこれは「たった1年」、何十年もかけて各社が全国で基地局整備とエリア拡大・品質向上をしてきたことを考えれば、その費用は計り知れません。

 

先ほど楽天モバイルが1.7GHz帯で新規参入をする予定とお話をしましたが、参入に当たっては総額6,300億円の資金調達を予定しています。それでも「足りないのではないか」と意見が出てくるほどなのです。

 

しかし何十年もかけ各社の整備した「携帯回線網」を借りることができれば、初期投資費用を大幅に抑えることができます。

それが「安さでアピール」して顧客増加を狙う格安SIMの狙いどころなのです。

 

3大キャリアの料金是正を指導してきた国(総務省)の立場からも、携帯料金の低下は私たち消費者のメリットが大きいと判断されています。

そのため原則として回線を貸し出すよう、3大キャリアに対してガイドラインを示しているのです。

MVNOのメリット

 

通信全体からみたらわずかなものの、キャリアにとっては新たな固定収入にもなる。総務省のガイドラインもあって意外と協力的なんですよ。

自宅に引く固定回線をイメージしてもらうと、もっとわかりやすくなります。

キャリアとMVNOは「固定回線」と「プロバイダ」の関係!

これまでの携帯電話は「通信回線を提供する事業者」「ネットワーク接続を提供する事業者」が一緒になっていました。

 

しかし「MVNO」の参入によりその関係は崩れ、「ネットワーク接続だけを提供する事業者」があらわれるようになったのです。

 

この関係は自宅に引くインターネット固定回線の仕組みに近いといえます。

 

1990年代のインターネット接続は今とは違い「電話回線」を使っている家庭がほとんどでした。窓口となる「プロバイダ(接続事業者)のアクセスポイント」へ電話をかけ、そこからインターネットにアクセスできるようになっていたのです。

このとき、インターネット接続契約を結ぶのは「プロバイダ」ですが、使っている電話回線はあくまで「NTT」が整備したもの。つまりNTTの電話回線を使って「別の事業者」へつないでいるわけです。

 

じつはこの構造、光回線になった現代もあまり変わっていません。

 

光回線の場合は回線費用込みでプロバイダと契約するため、家から直接インターネットがつながっているように感じられます。

 

しかし実際のところプロバイダは回線収容局と呼ばれる施設に、電話回線時代と同じく「アクセスポイント(ゲートウェイ)」を設けているだけです。そのため回線収容局から家までの回線を管理しているわけではありません。

 

家から「回線収容局」までの光回線はNTTを中心に「共通の回線」で整備されたもの。そのアクセスポイントまでの「道しるべ」情報を家の「ルータ」と呼ばれる機器に入れておくことで、インターネットとつながっているのです。

 

いい換えれば「家からアクセスポイントまでの光回線」はプロバイダが借りているとも表現可能。これ、「スマホから自社のアクセスポイントまでの携帯回線網」をMVNO事業者が借りているのと同じ仕組みなのです。

 

つまり携帯回線の場合でも「窓口(アクセスポイント・ゲートウェイ)」「道しるべの情報」があれば、キャリアとは別の事業者につなぐことができます。これがMVNOの基本原理です。

MVNOの仕組み

 

実は3大キャリアでもインターネット接続の仕組みは変わらない? 

 

時はさかのぼること1999年、携帯電話から手軽にインターネット接続ができるiモードが開始されました。追従して各キャリアとも携帯電話からのインターネット接続を実現しましたが、この当時から現在に至るまで「携帯電話やスマートフォンは直接インターネットにつながっているわけではない」のです。

 

iモード携帯電話は携帯回線網から「iモードセンター」という巨大なゲートウェイに接続され、そこからインターネットの情報にアクセスしていました。場合によってはこの「iモードセンター」でデータの圧縮などの作業をおこない、携帯電話で表示しやすくしています。

 

iモードセンター自体は一度放棄され新システムに移行したほか(GRIMM→CiRCUS)、世の中はガラケーからスマートフォンの時代に代わりました。

 

しかしiモードから続くこの基本は変わっていません。

それは携帯料金のなかに「spモード使用料」など、インターネット接続で必要な料金が内訳として表示されていることからも明らかでしょう。いわば携帯回線における「インターネットへの窓口」の料金なのです。

 

3大キャリアにしても格安SIMと同じく「携帯回線網」→「アクセスポイント(ゲートウェイ)」→「インターネット」という流れを持っており、大きくは変わらないことが明らかでしょう。

 

 

 

するとどこのキャリアでも格安SIMが使えると思いがちですが、それは違います。『アクセスポイント』は携帯回線網から直接つながるようにしないといけない、つまり、格安SIMがどのキャリアと契約しているかに左右される。現在はdocomoやauを使っている事業者がほとんどを占めているんですよ。

 

さて、ここまでの流れで格安SIMのことが少しでも理解できたら、次は格安SIMとキャリアのサービスを比べて、どれだけお得になるのかを見ていきましょう。

 

キャリアと格安SIMのサービスを比較!

今回は3大キャリアと格安SIMのサービスを比較していきます。

 

「格安」SIMと銘打っていることもあって、キャリアは高め、格安SIMは安めになっています。3大キャリアと格安SIM3社のプランを見ていきましょう。

まずは3大キャリアの基本プランから。

 

3大キャリア

シンプルプラン
2,480円

auピタッとプラン
(シンプル)
2,480円

スマ放題ライト
3,200円

  • domcomo
  • au
  • Softbank

 

続いて格安SIM3社を見ていきます。

音声通話機能付き
SIM・ミニマムスタートプラン
3GB
1.300円

auプランデュアルタイプ
基本データ容量3GB
1,510円

通話SIM
3.1GBプラン
1,600円

  • IIJmio
  • mineo
  • 楽天モバイル

(いずれも月額・税抜き・ユニバーサルサービス料別。2018年7月・各事業者サイトの調査による)

 

基本料金だけみれば3大キャリアが5,000円前後、格安SIM 3社が1,500円前後と「3倍ほど」の差が開いています。しかも3大キャリアには「2年契約で縛ったうえでの割引」が適用されています。

「X年契約による割引」は格安SIMでも設けている事業者があるので注意が必要ですが、それでも料金面でみれば「格安SIM」の方が断然オトク!といえますね。

 

通信速度・品質に差が出てきやすい!

格安SIMの多くはキャリアから回線を借りているため、使用可能エリアについては「キャリアと同じ」つまり差が出にくくなっています。しかし「通信速度・品質」についてはその性質上、意外と差が出るのです。

 

理由を簡単に説明しましょう。

MVNOで格安SIMを提供している事業者はキャリアに対して「時間当たり一定の通信容量(帯域)」を借りています。

しかし実際に通信が行われる量は一定ではありません。

 

深夜までインターネットをしているような人は限られますし、お昼休み・会社終わりというのはニュースを確認したり、あるいはソーシャルゲームのログインをするという方も多いのではないでしょうか。

 

電車と同じで皆が使えば1人当たりの面積は小さくなりますが、人が少なければゆったり荷物を持っていけます。

 

キャリアの場合、こうした混雑時にも対応するため大規模な設備を準備しています。そのため通信速度への影響は最小限に留まり、私たちがストレスを感じることはありません。

しかし「借りている」立場の格安SIMは柔軟なコントロールができない・コスト抑制で事業者側の設備が足りないといった事情で「混雑時には通信速度が遅くなる」傾向にあるのです。

 

また年明け前後、災害時など通信集中時は3大キャリアであってもその通信量をさばききれず、通信規制がかかる場合が少なくありません。

 

通常時でも混雑しやすい格安SIMではその点で「災害時の連絡手段としては不安」という部分が捨てきれないでしょう。

格安SIMの通信速度が低下する理由

 

もちろん格安SIM側も対策を取りつつあるのだが、『画像を格安SIM事業者側で圧縮して通信容量を少なくする』という方法はユーザーの情報をチェックするということで批判を浴びたりもしていて、難しいところなんだ。

ではキャリアや格安SIM事業者が『通信以外に提供している』付加サービスについて見ていきましょうか。

キャリアから格安SIMに乗り換えようと考えているとき、実は無意識に使っているサービスが「格安SIMにない!」なんてことがあります。

 

キャリア決済

ガラケー時代は「着信メロディが欲しい!」などの理由で月額課金をしていた方も多いでしょう。

 

こうした「キャリア決済」はその名の通り「docomo・au・Softbank」が提供しているサービスであり、Softbankの格安SIMブランド「Y!mobile」とau関連会社「UQ mobile」を除き格安SIMでは使用できないため、注意が必要です。

 

ただゲームなどでお金を支払う際は「Google Playカード」「iTunesカード」の利用が一般的になってきているため、キャリア決済の意義は小さくなってきているともいえます(なおGoogle PlayやiTunes Storeへの支払いに対しキャリア決済は利用可能)

 

年齢認証サービス

キャリアでは契約名義者とは別に回線利用者を登録することができます。この情報は年齢認証に使われることがあるのです。

例えばLINEは携帯回線やスマホ端末と紐づけ、基本1人1アカウントの取得になるよう制御しています。

 

また安全のため、未成年者の「LINE ID」は直接検索することができないようになっているのです。

しかしインターネットでは直接年齢を判断することは難しいです。

 

そのためキャリアの年齢認証を通った場合のみ、ID検索ができるようになっています。

 

ただ格安SIMではこの「年齢認証」に対応していない場合があります。

そのため格安SIMでLINEを新規に登録するような場面では、付加サービスが提供されていないことによる弊害が生まれていないか慎重に確認が必要でしょう。

 

緊急速報メールが受信できない?

大地震や大雨のとき、普段聞きなれない音がスマートフォンから一斉に流れる場面を経験したことはないでしょうか。

 

この「緊急地震速報や津波情報・避難情報などに関するメッセージを、該当地域内のスマートフォンへ一斉に伝えるサービス」が緊急速報メールです。docomoの場合はとくに「エリアメール」と呼ばれています。

 

この緊急速報メールは専用の方式で配信することで一斉かつ短時間に伝達することを可能にしており、3大キャリアは販売するスマートフォンの仕様に緊急速報メールへの対応を指定しました。

逆にいえば「キャリアが関わっていない端末だと、受信に対応していない場合がある」のです。

 

近年の地震でも「受信できた」「受信できない」場合に分かれ、受信できない場合は通常の通信を利用した外部サービスの利用が推奨されています。

 

ただiPhoneでは現在標準仕様として組み込まれているほか、Androidスマートフォンでも2018年1月、OS 8.1向けに共通受信仕様として策定されました。

 

緊急速報メール自体は「キャリアの電波に共通して乗せている情報」であることから、「格安SIMだから受信できない」といった事態は少なくなるかもしれません。

 

通話を多く使う方は要注意!

かつて3大キャリアは料金プランによって通話料金が変わる仕組みを取り入れていました。

しかしケータイからスマホへ、両親や友達間のやり取りはLINEなど「データ通信を使って音声通話ができる」時代への変化にともない、3大キャリアは提供プランの多くに「通話定額」を付けています。また通話定額プランでなくても「家族間は無料通話」となっていることが多いです。

 

一方格安SIMでは、基本的に通話は「追加サービスとしての認識をしておくことが大切です。そのため通話定額オプションがある場合でも「5分間無料」のように、時間制限があることが少なくありません。

また通話料が安くなるアプリが用意されていることもありますが、「050発信」つまりデータ通信を利用したIP電話として発信されるため、データ通信量にも気を付けておきましょう(050発信などはデータ通信量として加算しない事業者もあります)

格安SIMの特徴まとめ(キャリアとの比較)

 

飛行機でいうと『運賃が高い代わりにサービスが充実・欠航率が低い』JAL・ANAと、『運賃が安い代わりにサービスは最低限・欠航率が比較的高い』peach・エアアジアジャパンなどのLCC、という関係で例えればわかりやすいのではないでしょうか。

格安SIMを選ぶときはここに着目

格安SIMを選ぶときは

  • 利用回線
  • 通信速度・品質
  • 付加サービス

ここに注目するのがいいでしょう。それでは一つずつ詳しく見ていきます。

 

3大キャリア3社とも回線の貸し出しをしていますが、現在は「docomo回線を利用する事業者」「au回線を利用する事業者」「どちらも取り扱う事業者」が多くなっています。

 

ただ、「Softbank回線を選択肢のひとつとして追加する事業者」もだんだん増えてきているようです。

このキャリアの違いは「使えるスマートフォン」の種類に影響する場合があります。詳しくは後ほど解説しましょう。

 

通信速度・品質

キャリアとの比較で格安SIMは混雑に弱いことを説明しましたが、その通信速度低下についても格安SIMによって違いがあります。

 

Softbankが直接格安SIMとして提供するY!mobileはもちろんですが、au回線を使う事業者の中では「au(KDDI)の関連会社」UQ mobileが速度低下に強いといわれます。

ただUQ mobileを提供する会社は格安SIMが広がる前から「WiMAX」という独自の通信サービスを展開しています。

 

またエリアを広くカバーするため、au回線を借りた「ローミングサービス」、つまり格安SIMと同じMVNOのサービスを実施してきた歴史も長いのです。

そのためUQ mobileの強みは接続している通信設備への投資状況も大きいと考えられます。この「通信設備への投資」が速さ重視のとき選ぶポイントとなるでしょう。

 

付加サービス

提供サービスを少なくすることでコストを抑える格安SIMですが、必要だと思われるサービスは提供している場合も少なくありません。

 

音声通話(携帯電話番号)

3大キャリアからの乗り換えを考えている方は音声通話付きを選ぶ人が多いと思いますが、多くの格安SIMはデータ通信のみのプランを取り扱っています。

 

今はデータ通信を利用した音声通話(IP電話含む)も多く「絶対に携帯電話番号が必要」なわけではないのです。

言い換えれば、「携帯電話番号」もひとつの付加サービスといえます。

 

SMS

日本では「携帯電話のメール=インターネットのメール」という認識が強いですが、iモード普及以前は電話番号を使った「ショートメール」が多く使われていました。

 

ショートメールはやがて「SMS」に移行されましたが、日本の携帯メールの主役は今も変わらず「インターネットメール」です。

一方海外ではスマートフォン普及まで、携帯電話は電話や簡単なメッセージをやり取りするものという感覚でした。そのため『SMS』という電話番号を使ったメールサービスがまだまだ主流となっています。

 

また、利用者確認を確実にするため、「SMSを受信して、書かれたコードの入力を求められること」は海外サイトを中心に少なくありません。

これを反映して「データ通信+SMS」という格安SIMが多いですが、SMS機能が付いていない格安SIMも少なからずあります。

 

メールアドレス

現在ではGoogleやApple、Yahoo!など、無料かつ比較的安全なメールアドレスは容易に手に入る世の中です。そのため「メールアドレスは付与しない」という格安SIMが大部分を占めていました。

しかしOCN モバイルONEやmineoなど、一部事業者では独自のメールアドレスを提供しています。

無料で取得したメールアドレスでは利用できないサービスが一部にあるため、「フリーではないメールアドレスが手軽に欲しい!」という方には向いているかもしれません。

 

Wi-Fiスポット

格安SIMの事業者は直接、もしくは提携してWi-Fiスポットを提供していることも多いです。

 

とくに「混雑時間に弱い」といった欠点を補いつつデータ通信量を節約するため、電車の待ち時間や喫茶店での待ち合わせではこうしたWi-Fiスポットを活用するのもひとつの方法です。

ただしあくまで格安SIM、オプションサービスとして有料の場合もあるので注意しておきましょう。

 

特定のサイトだけデータカウント対象外!

スマートフォンではLINEやTwitterなどSNSばかり見ているという方、通信量を気にせず動画コンテンツを楽しみたいという方は「特定のサイトがデータ通信量の対象外となるサービス」カウントフリーを提供している格安SIM事業者を選んでみてもいいでしょう。

 

例えばLINEモバイルは自社のSNS「LINE」「LINE MUSIC」をはじめ「Twitter」「Facebook」「Instagram」の閲覧ではデータ通信量をカウントしない「データフリー」プランを用意しています。

また「Spotify」「AWA」など音楽系サイト、「YouTube」「AbemaTV」など動画配信サイト、その他「radiko」や「Pokemon GO」などでデータ通信量のカウント外になる格安SIMがあります。

 

使うサービスが決まっているという方はカウントフリーについても注目してみましょう。

 

ただし機械的ながら格安SIM事業者がどのような通信をしているか読み取り、サービスに活用しているということです。データ圧縮と同じように、プライバシー(通信の秘密)が気になる方には向いていないといえます。

 

格安SIMを提供している事業者を見てみよう

格安SIMを提供している事業者はたくさん存在しますが、ここでは厳選した6社を詳しくご紹介していきます。

 

 楽天モバイルIIJmiomineo
回線docomo
au
docomo
au

docomo
au

Softbank

高速データ通信量
(1ヶ月あたり)
なし
3.1GB
5GB
10GB
20GB
30GB
3GB
6GB
12GB
500MB
1GB
3GB
6GB
10GB
20GB
30GB
通信速度
(上記通信料超過後は基本128kps)
4G LTEd:受信:
788Mbps(b)
708Mbps(a)
送信:50Mbps
超過後
200Kbps
受信:
788Mbps(d)
708Mbps(a)
送信:50Mbps
超過後
200kbps
最低利用期間
(音声SIM)
12ヶ月プランによって最大36ヶ月12ヶ月

なし

ただし12ヶ月以内のMNP転出は割高に

データのみ月額525~
5,520
900~
2,700
700~
5,900
音声付き月額1250~
6,980
1,600~
3,260
1,310~
6,600
通話無料なし
+850で専用アプリから10分以内
なし
+600で3分以内
+830で10分以内
なし
+850で専用アプリから10分以内
Wi-Fi有料有料なし

 

 Y!mobileUQmobileBIGLOBE SIM
回線Softbankau

docomo

au

高速データ通信量

(1ヶ月あたり)

1GB

3GB

7GB

500kpsのみ

1GB

3GB

1GB

3GB

6GB

12GB

20GB

30GB

 

通信速度

(上記通信量超過後は基本128kps)

4G LTE4G LTE

受信:

788Mbps(d)

708Mbps(a)

送信:50Mbps

最低利用期間(音声SIM)

なし

ただし2年(3年)契約で割引あり

365日

プランによっては2年・3年契約あり

12ヶ月

プランによって2年契約あり

データのみ月額

3,980~

5,696

900~

1,980

900~

6,750

音声付き月額

5,480~

8,480

1,680~

4980

1,400~

7,450

通話無料

10分以内

+1,000で無制限

5分以内or無料通話分設定orなし

なし

専用アプリ利用時

+600で3分以内

or月60分

+830で10分以内

or月90分

Wi-FiSoftbankWi2 300BIGLOBE

(2018年7月、各格安SIM事業者webサイト調査による。各価格は税抜)

 

サービスを提供する以上『ここを重視したい!』というポイントは各格安SIMでもあるはず。

そのポイントを読み取って自分にあったものを選んでみよう。

 

格安SIMを使うときは注意点がある!

お得だらけのように感じる格安SIMですが、「SIMロック」には注意する必要があります。

 

SIMロックとは

例えばB社が販売するスマートフォンに対して、B社の契約回線情報が入ったSIMカードでしか使えないようにすることがSIMロックです。

逆に「契約回線は自由」といった形で販売しているスマートフォンはSIMフリー端末と呼ばれています。

 

日本でスマートフォンが普及するきっかけを作ったiPhoneは当初「Softbank」が日本国内の販売を独占していました。

 

しかし3大キャリアでもSoftbankとdocomoは同じ通信形式X-CDMAを使っていたため、そのままでは「Softbankで端末を購入しすぐに回線を解約、実際はdocomoで使う」ということが理論上可能になってしまうのです。

ここでSIMロックをかければiPhoneは「Softbank」でしか使えません。SIMロックによって携帯会社は端末による囲い込みを継続でき、他から携帯回線を乗り換えるきっかけにもできました。

 

それでもdocomoでiPhoneが使いたい、という人は香港など海外から「SIMフリー端末」を輸入していた人もいたといいます。

しかし現在SIMロックは日本でも解除を求められたときの対応が義務化されており、条件付きでSIMロック解除が可能です。

 

キャリア

docomo

au

Softbank

対象端末

2011年4月以降に過去契約者が直接購入した対応端末

2015年4月23日以降発売の対応端末で、過去契約者が直接購入した端末

過去契約者が直接購入した対応端末

解除条件

購入日または前回解除から100日以上経過、または一括で購入など端末代金を清算済み。

ドコモ解約済みの場合、解約日から100日以内

購入日または前回解除から101日以上経過、または一括で購入など端末代金を清算済み。

au解約済みの場合、解約日から100日以内

購入日または前回解除から100日以上経過、または一括で購入など端末代金を清算済み(キャンペーンによる販売は対象外の場合あり)。

Softbank解約済みの場合、解約日から90日以内

費用

ドコモ契約者:申し込み方法・機種により無料または3,000円

2015年4月までに発売された端末、またはドコモ解約者:3,000円

3,000円

Softbank契約者でインターネットから申し込み:無料

ショップでの申し込み:3,000円(2015年4月までに発売された端末、Softbank解約者含む)

 

 

自分の現在使っている端末がSIMロック解除に対応しているかは各キャリアのwebページで確認するか、携帯ショップで確認する必要があります。

 

一方、SIMロック解除をしなくても今までのスマートフォンが使えるといった場面は決して少なくないのです。

 

「docomo端末でdocomo系格安SIM」「au端末でau系格安SIM」はそのまま使える!

SIMロック解除が必要かどうかの判断ポイントは「それまで使っていた回線」と「使う格安SIMの回線種類」です。

docomoやauの場合「格安SIMが同じ回線なら使える」ということが大きなポイントとなります。

 

SIMロック解除に対応していない端末でもそれぞれの回線で使えるため、SIMロック解除の方法がよくわからない、面倒という場合はこの組み合わせで利用するのが無難でしょう。

ただし「2つの回線から選べる」タイプの事業者は選ぶ回線に注意してください。

 

Softbank端末はSoftbank系格安SIMでもSIMロック解除が必須!

Softbankの場合「SoftbankのSIM」と「Softbank系の格安SIM」は区別して扱われています。

そのため「Softbankの回線を使った格安SIM」であってもSoftbank端末をそのまま利用することはできません。

 

対応バンドには注意!

SIMロックがかけられた端末というのは裏を返すとそのキャリアで使う前提で販売された端末ということを意味します。携帯電話の利用周波数は「バンド」という集合帯で分けられており、この対応バンドが限られていることがあるのです。

 

もちろんスマートフォンは1つのバンドで通信をしているわけではありませんが、電波は周波数によって微妙に性質がことなるため、届きやすい電波に対応せず、電波状況が悪くなるといったケース考えられます。

 

そのためベストは「格安SIM事業者が動作確認した端末を使う」ことです。また今まで使っていた端末の回線に合わせて契約する、キャリアに依存しない「SIMフリー端末を使う」というのも検討しましょう。

 

さまざまなキャリアが販売する「iPhone」の場合は?

キャリア・世界をまたがって販売するiPhoneの場合、そのキャリアが使用していない帯域でもiPhone本体では対応している場合がほとんどです。

 

そのためキャリアに依存している場合があるAndroidと比べ、バンドへの対応はしやすくなっています。

 

参考として、日本の携帯電話周波数の利用状況とiPhoneの対応状況をまとめてみました。とくにAndroid端末をSIMロック解除して他回線で使う場合、対応バンドの参考にしてみてください。

 

(日本の携帯電話使用周波数状況)

対応周波数

キャリア

iPhone

対応状況

docomo

au(KDDI)

Softbank

バンド1

2.0GHz帯

使用

使用

使用

対応

バンド3

1.7GHz帯

使用

未使用

使用

対応

バンド6

800MHz帯

使用

未使用

未使用

対応

バンド8

900MHz帯

未使用

未使用

使用

対応

バンド9

1.7GHz帯

未使用

未使用

未使用

未対応

バンド11

1.5GHz帯

未使用

LTEで使用

LTEで使用

7以降LTE対応

バンド18

800MHz帯

未使用

使用

未使用

対応

バンド19

800MHz帯

使用

未使用

未使用

対応

バンド21

1.5GHz帯

使用

未使用

未使用

7以降対応

バンド26

800MHz帯

未使用

使用

未使用

対応

バンド28

700MHz帯

使用

使用

使用

対応

バンド42

3.5GHz帯

使用

使用

使用

8以降対応

(2018年7月現在)

 

『700~900MHz帯』前後、とくに『800MHz帯』はプラチナバンドとも呼ばれ、スマートフォンに電波が届きやすい。

山間部などではこの帯域の届きやすさに頼っていることもあるから、とくにこの部分に注目するといいかもしれないです。

格安SIMは自分で確認・設定する部分が多い!

携帯電話ショップで設定してくれる3大キャリアと違い、格安SIMでは自分で確認・設定しなければならないことが増えてきます。とくに気を付けたい2つのポイントについて、ここでは見てみましょう。

 

SIMカードの大きさには注意!

使いたいスマートフォンによって対応している「SIMカード」の大きさが変わってきます。

 

といっても載っている情報は「金色のICチップ部分」で共通しているのですが、かといって自分で加工してはいけません。

「SIMカード」は「携帯回線網を持っているキャリア」から「格安SIM事業者を通じてレンタルされているもの」なので、無断で加工することは避けるべきなのです。

 

「小さいSIMを大きいSIMスロットに合わせる」ためのアダプターは市販されているほか(あくまで利用は自己責任)、事業者に申請すれば大きさの違うSIMカードに交換は可能です。ただ「交換手数料」が必要となるため、契約時に利用する端末に合った大きさを確認しておきましょう。

 

名称

標準SIM/miniSIM

microSIM

nanoSIM

ドコモでの名称

FOMAカード

ドコモUIMカード

ドコモminiUIMカード

ドコモmicroUIMカード

大きさ

15mm×25mm

12mm×15mm

8.8mm×12.3mm

写真

SIMカード(ノーマル)

SIMカード(micro)

SIMカード(nano)

 

APN設定が必要!

MVNOについて解説したときにも触れましたが、格安SIMを利用する場合、キャリアの通信網から格安SIM事業者設置の「アクセスポイント(ゲートウェイ)」へ接続する必要があります。

簡単にいえば、家の「ルータ」にプロバイダの情報を入れるのと同じです。

 

このAPN設定に関しては格安SIMの場合、原則「自分で」行う必要があるため、気を付けておきましょう。

 

APN設定の方法は「Android」と「iPhone」で異なります。

 

Androidの場合

多くの格安SIM事業者で手入力が必要となります(SIMフリー端末では登録されている場合もあります)。SIMカード購入時に必要情報が添付されているため、次の手順で設定しましょう。

 

ホーム画面・アプリケーション一覧などから「設定」を開く

「無線とネットワーク」から「その他」を選択

「モバイルネットワーク」「アクセスポイント名」を選択

「メニュー」を選択し「新しいAPN」の入力画面に

APN名・ユーザー名・パスワード・認証方法・接続方法・MCC・MNCなどを入力

保存し、先ほど入力したAPNを選択

「モバイルネットワーク」設定に戻り、「データ通信を有効にする」をONにする

 

iPhoneの場合

iPhoneではAPN構成プロファイルというものを入れることで簡単に設定を行うことが可能です。

ただし他の事業者で使っていた場合は一度このプロファイルを削除し、Wi-Fiを利用してこれから使う事業者のものをダウンロードしてください。

プロファイルのダウンロード元については各事業者がURLを案内しています。

 

APN構成プロファイルの削除

ホーム画面から「設定」を開く

「一般」「プロファイル(もしくはプロファイルとデバイス管理)」と選択

削除したい構成プロファイルを選択し「プロファイルを削除」を選択

端末のパスコードを入力する

 

設定に関して不安がある場合はあらかじめ格安SIM事業者が端末に設定する「端末とSIMのセット販売」か、有料サポートで依頼するのも方法として考えられるでしょう。

 

そしてもうひとつ、格安SIMを利用するうえで用意しておかなければいけないことがある。

それは、『支払いのためのクレジットカード』なんです。

 

格安SIMを使う際にはクレジットカードを準備する!

格安SIMを使うときは、クレジットカードを準備する必要がある。

その理由をお話します。

 

格安SIMはクレジット支払いのみが多い!

携帯料金は「基本料金」など事前にいくらになるか決まっている部分はあるものの、「どれだけ通話するか」「足りない高速データ量を購入するか」など、使ってみてはじめてわかる部分も大きいです。

 

そのため電気料金や水道料金などと同じ「後払い」型ですが、後払いというのは「使っても支払ってもらえない」リスクが存在します。

 

しかしクレジットカードはそもそも「支払い信用を確認して発行されるカード」ですし、「事業者が利用料金をクレジットカード会社に請求し、お金を受け取る」仕組みと「利用者が事業者の求めに応じてクレジットカード会社に支払う」仕組みは直接つながっているわけではありません。

 

そのため使用した料金をクレジットカード会社から確実に回収できるのです。

 

また海外では身分証明書の1つとして数えられることがあるように、クレジットカードは「本人の申し込みであることを証明する」大きな手掛かりにもなります。

 

振り込め詐欺などで使われないよう格安SIM使用時にも本人確認は必須とされているため、格安SIM事業者側にとっては確実な本人確認になり、事務コストを抑えることができるのです。

 

他の支払いかたができる格安SIMはあるの?

しかし「クレジットカードの利用は苦手」という人は少なくありません。数は少ないものの、別の支払い方法について確認してみましょう。

 

プリペイド型データSIM

使用量のコントロールがしやすいデータ通信については、「XX日間でXXGB」といった条件で購入し使える格安SIMが販売されています。とくに海外から日本を訪れた観光客向け・空港を中心に販売されるSIMは短期的な需要に合わせ、ほとんどがこの「使い捨てる」形です。

 

こうしたプリペイド型データSIMは「電話などでの認証ですぐ使えるようになる」といった特色もあります。手続きまで1週間程度かかることも多い「後払い型」格安SIMより手軽にデータ通信が利用できるのです。

 

一方「日本に住んでいる人々」は「ひとまずプリペイドSIMで」という感覚で、ゆくゆくは長期的な利用を考えていることがあります。

 

そのため「足りなくなったらデータ容量のチャージをし、同じSIMカードを使い続けることができる」「必要に応じて月額料金制に移行できる」などのサービス提供がある部分が特徴的でしょう。

また特定のアプリのみが利用できるプリペイドSIMも存在します。

 

プリペイド型データSIMを取り扱っている格安SIM事業者の例:IIJmio、OCNモバイルONE、楽天モバイル、U-mobile、b-mobile(Pokemon GO専用SIM)など

 

ただプリペイド型SIMは通常の支払いより料金が高めになる場合があり、注意が必要です。

 

口座振替ができる格安SIM

現在3大キャリア使用中で銀行口座から携帯料金を引き落としているような方は、クレジットカードを持っていない場合も少なくありません。

 

格安SIMの中にも数は少ないですが、口座振替に対応した事業者があります。ただし細かな条件が設定されていることも多いため、利用条件はしっかりと見ておきましょう。

 

口座振替ができる格安SIM事業者の例:Y!mobile、UQ mobile(店舗受付・電話MNPのみ)、楽天mobile(機器購入不可、要手数料)、BIGLOBEモバイル(データ通信のみ)、OCNモバイルONE(カスタマーズフロントに連絡のうえで郵送対応)、mineo(固定回線と組み合わせ)など

 

その他の支払いかたができる格安SIM

クレジットカードや口座振替などを利用せずに支払える格安SIMも、少ないながら存在します。

 

LINE Payで支払えるLINEモバイル

「LINE」はSNSを中心にさまざまなサービスを提供しており、「LINE Pay」「LINEモバイル」もそのひとつに当たります。そしてLINEモバイルの利用料金は同じLINEサービスであるモバイル決済サービス「LINE Pay」で支払えるのです。

「LINE Pay」では銀行口座から直接、もしくは決済コードを発行してコンビニからの支払いでお金を入れることができ、足りなくなったら自動的に口座から入金も可能です。

 

普段からLINE Payを使っているような方にとっては便利な支払い方法といえますね。

とはいっても使用に当たってはJCBブランドのついた決済カードLINE Payカードを発行し、支払い方法には「LINE Pay」ではなく「LINE Payカード」を選ぶという条件があります。

 

発行は無料ですが郵送になるため、早めに申し込んで使えるようにしておきましょう。

 

特定のデビットカードで支払いができる楽天モバイル

「VISA」や「JCB」のブランドが付いたデビットカードは多くの場面でクレジットカードと同じように使えるものの、携帯料金に関していうと「3大キャリア」以外は対応していないところが多くなっています。

デビットカードは口座の残高がなければ支払いができないため、確実性がクレジットカードより落ちる部分がどうしてもマイナスに働くのでしょう。

 

しかし楽天モバイルの場合、端末料金の分割払いこそできないものの「楽天銀行」「スルガ銀行」のデビットカードについては利用が可能となっています。

格安SIMにおける支払い方法

 

別の方法で支払うのはあくまで『例外』。基本はクレジットカードを利用しよう

どこのクレジットカードで支払うべきですか?今持っているカードでもいいのかな

とくに『格安SIM』と『クレジットカード』が近いブランドの場合、連動していることも多い。それを使えば一気にポイントが貯まっていくよ

 

上手に組み合わせてクレジットカードのポイントを貯める!

携帯料金は「ショッピングの1つ」としてカウントされるため、格安SIMに限らず携帯料金をクレジットカードで支払えば「定期的にポイントが貯まる」ことにつながります。

とくに系列となる次のような組み合わせは連動キャンペーンを実施しており、「とくに有利」といえるでしょう。

 

【楽天モバイル×楽天カード】

どちらも楽天グループが提供するサービスであり、楽天カード支払いで1%分の「楽天スーパーポイント」が貯まります。

 

この楽天スーパーポイントを使い、月30,000ポイントまでを楽天モバイルの支払いに充てることができるのです。

 

さらに「楽天モバイル利用者」が「楽天市場アプリ」で買い物をし「楽天カード」で支払うと……?

「スーパーポイントアッププログラム(SUP)」でポイントがなんと「6倍」貯まります!

 

買い物で貯まったポイントでスマートフォンの支払いをこなす、なんてしかたも不可能ではないのです。

 

楽天モバイル

楽天カード

「スーパーポイントアッププログラム」については⇒こちらから

 

Y!mobile×Yahoo!JAPANカード

格安SIMのなかでも「Y!mobile」は少し高めなイメージがあるかもしれません。

しかしSoftbankの提供する格安SIM「Y!mobile」を利用しつつ、Softbankグループの「Yahoo!JAPANカード」で支払うのもポイントがオトクに貯まります。

 

「Y!mobile」はYahoo!JAPANとの連携を強く意識したサービスを提供しており、通常462円(税抜)必要な「Yahoo!プレミアム会員」が無料で付いてきます。

するとYahoo!ショッピングなどで貯まるTポイントが5倍に増えるのです。

 

加えて月額500円(税抜き)で加入できるEnjoyパックを利用しましょう。毎月500円のYahoo!ショッピングクーポンとパケット500円分に加え、ポイントが10倍まで貯まることに。

 

最後に支払いをYahoo!JAPANカードにすれば、2倍分のポイントが追加!期間固定・一部月間上限があるものの、最大「100円で12ポイント」Tポイントが貯まっていきます。

 

貯まったポイントは再びYahoo!ショッピングなどで使うのもよいですし、ファミリーマートなどTポイントが使える街中のお店で使うのもよいでしょう。

 

Y!mobile

Yahoo!JAPANカード

 

格安SIMは、自分に合った格安SIMを選ばなければかえって高くつくこともある。自分がスマートフォンをどのように使っているか、自分にあったプランはどれになるかなどしっかり考えて選ぶようにしよう。

 

まとめ

今回取り上げた以外にも、格安SIMを提供している事業者はまだまだたくさんあります。そして今後も、魅力的な特徴を持った格安SIMが多く登場してくることでしょう。

しかし「本当に自分向きの格安SIMかどうか」は今回取り上げたような部分も大きく影響します。「あれが魅力的だったから契約したのに、使ってみると余計にお金がかかってしまった」なんてことにならないよう、自分に合った格安SIMか比較を重ね「これだ!という1枚」を探してみてください。

また格安SIMでは多くの場合クレジットカード支払いになります。

組み合わせによってはかなりオトクになる場合があり、せっかくなのでポイント還元なども考慮に入れたクレジットカードを選んでおきたいものですね。

 

格安SIMを比較するポイント 

・何を重視するか?をはっきりさせておこう!

・特徴的な部分が自分の使いかたに合っているかを確認!

・もしかしたら「キャリアの方がいいかも」と考えておく!

・クレジットカード支払いが基本だが、条件によってオトクになるかも!

 

 

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