金消契約読み方から解説!契約後のカードローン利用についてもご紹介

金消契約はお金を借入るときに貸してくれた人と結ぶ契約!!

金消契約(きんしょうけいやく)」と読むこの契約、住宅ローンの借入のときに見た方が大半だと思います。

今回はこの金消契約(きんしょうけいやく)の読み方から住宅ローンにおいての役割、必要な書類まで詳しく解説していきます。

さらに、住宅ローン契約前にカードローンを利用してはいけないことは多くの方がご存知だと思いますが、金消契約後はカードローンを使っていいのか?という疑問にもお答えしましょう。

金消契約とは

金消契約は「きんしょうけいやく」と読み、お金を借り入れるときに貸してくれた人と結ぶ契約のことをいいます。

金消契約は略称で、正式名称は「金銭消費貸借契約(きんせんしょうひたいしゃくけいやく)」。

すごく長い言葉で、「難しい……」と思った人もいるのではないでしょうか?

住宅ローンを銀行で組む場合、銀行との「お金貸します!これから住宅ローン返していきますよ!」という契約のことを「金消契約」といいます。

「住宅ローンの専門用語なのかな?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はカードローンなどお金を「貸す」「借りる」といった契約の際には必ず登場する用語なのです。

ローンの契約の際には「金消契約(金銭消費貸借契約)」が登場すると覚えましょう。

住宅ローンを通してこの契約について調べている方が多いと思うので、この記事では、住宅ローンにおける金消契約をメインにご紹介していきます。

住宅ローンの金消契約の役割

ローンは一般的になんらかの担保を出して融資を得る仕組みです。

たとえば自動車ローンやバイクローンであれば自動車やバイクが担保に設定されます。

住宅ローンでは、住宅そのものを担保にお金を借りるということになりますね!

住宅ローンの金消契約の位置付け

そんな住宅ローンにおいて金消契約がどのような位置付けにあるかご存知でしょうか?

住宅ローン契約の流れをこのようなかたちになります。

  1. 家を決める
  2. 土地の登録者を変更
  3. 金消契約
  4. 残金決済

家を決めるところからゆっくりみていきましょう。

家を決めて、ローン契約をする前にまず「土地の登録者を変更する」という段階を踏みます。

家や不動産、土地には「これはわたしのものです!」という「登記(とうき)」が設定されていますね。

家の購入が決まると元の土地の所有者の人から自分へと土地の持ち主を変える、つまり、登記を移動する手続きをしなければいけません。

この登記の移動には、司法書士(登記を移動する人)、不動産会社(もともとの土地の持ち主)が同席する必要があります。

「この家はわたしのものです!」と示すことができて初めて「金消契約」を締結することができるのです。

金消契約と同じタイミングで組む契約に「抵当権設定契約」というものがあります。

これは「住宅ローンが払えなくなった場合に抵当権を施行して住宅を回収するよ!」という契約です。

抵当権とは家などの不動産にかけられる担保の権利のことです。

抵当権を施行するとは、簡単に言ってしまえば、住宅ローンを契約してローンを払えなくなった場合、住宅を勝手に回収しても文句は言えませんよという契約になります。

一般的にこの金消契約と抵当権設定契約を同時に行うこともあり、ひとつの契約として「金銭消費貸借抵当権設定契約」をすることもありますよ。

その場合はローンを組む人、銀行、不動産会社、司法書士の4人が同席して金銭消費貸借抵当権設定契約をおこないます。

この金消契約が終わった後、「残金決済」という段階に進んでいきます。

残金決済では手付金と諸費用などを支払いますので、残金決済がローン返済開始の地点といえます。

金消契約で必要な書類

運転免許証と社会健康保険証

金消契約には多くの書類が必要になります。

基本的には、以下の書類が必要になる事が多いですよ。

  • 住民票(マイナンバー、戸籍は未記入)
  • 印鑑証明書
  • 実印
  • 通帳
  • 通帳印
  • 写真付きの身分証明書
  • 健康保険証
  • 収入印紙

住民票の写しをもらうためには、発行手数料(約300円)がかかるのできちんとお金を準備してから向かうようにしてください。

印鑑証明書とは「この印鑑が私の正式な印鑑です。」ということを証明してくれる公的書類です。

印鑑だけ持って安心するのではなく証明書も準備して、忘れず持って行くようにしてください。

写真付きの身分証明書は、運転免許証やパスポートがあげられます。

用意することが難しい場合は、事前に銀行に確認を取るようにしましょう。

収入印紙は、場合によっては銀行側で用意してくれる場合もありますよ。

印紙代は、契約書に記載されている「融資してもらう金額」によって変わってきます。

2022年までは、以下のようになっていますよ。

不安な方は、国税庁の公式ホームページでも確認できますのでチェックしてみてくださいね。

融資金額

印紙代

1万円以上10万円以下

200円

10万円から50万円以下

400円

50万円から100万円以下

1000円

100万円から500万円以下

2000円

500万円から1000万円以下

1万円

1000万円から5000万円以下

2万円

5000万円から1億円以下

6万円

1億円から5億円以下

10万円

金消契約後のカードローンの利用

住宅ローンを契約するときに、カードローンの契約があると住宅ローンの審査に通りません。

カードローンの契約がある=借金がある=返済能力がないと判断されるからです。

たとえカードローンの契約をしていて借入を一切行っていなかったとしても、「カードローンを契約している」ということが「お金に困っている」と判断され審査に落ちてしまいます。

住宅ローンの審査前にはきちんとカードローンを解約するようにしましょう。

では、金消契約後のカードローンの契約は良いのでしょうか?

結論から申し上げますと、金消契約後のカードローンの契約は「問題ありません」。

住宅ローンの契約は、金消契約によって銀行と借主の間で成立しています。

そのため、そのあとのカードローンの契約は自由です。

ただし、カードローンを契約する際には自分の返済計画がきちんとしているかを確認してから契約をするようにしましょう。

まとめ

金消契約(金銭消費貸借契約)は、ローン会社と借りる人との間の契約のことです。

金消契約と同時に抵当権設定契約が結ばれることもあります。

金消契約=住宅ローン契約といっても過言ではないほど重要なものなので、提出書類も不備がないようにきちんと用意してください。

金消契約後のカードローンの利用は問題ないため、安心してカードローンの審査にのぞみましょう。

 

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