この記事では以下の対処法をご紹介します。
- 三井住友銀行のキャッシュカードと通帳を紛失した場合
- ローンカードを紛失した場合
目次
キャッシュカードと通帳を紛失したときは?
キャッシュカードや通帳を紛失してしまったときは、まずはキャッシュカードの利用停止をしましょう。利用停止してから落ち着いて再発行手続きをしていけば問題ありません。
キャッシュカードの再発行は、インターネットバンキング、テレホンバンキング、郵送、銀行窓口から手続きが可能ですので、それぞれの手続きをお話ししていきます。
インターネットバンキングから再発行手続きをする場合
インターネットバンキングが利用可能な方は、お手持ちのパソコンやスマートフォンからログインして「紛失に伴う再発行の手続き」から再発行の手続きができます。
ちなみにインターネットバンキングにて再発行手続きができるのは、普通預金のキャッシュカードおよびSMBC CARD、One’s Cardのみなので注意しましょう。
テレホンバンキング(SMBCダイレクト)の場合
キャッシュカードと通帳を紛失したときに、フリーダイヤルからお電話にて再発行手続きができます。
このとき第二暗証、第三暗証が必要となりますので、暗証カードを手元に用意してキャッシュカードと通帳の再発行手続きをしましょう。
またキャッシュカードの再発行については、一部取り扱いができない場合もありますのでテレホンバンキングで再発行手続きされるときに確認してみるといいでしょう。
郵送での再発行の手順は?
郵送での再発行手続きは、紛失をした場合のみ行えます。再発行手続きの手順は
- 銀行へ連絡し、再発行手続き書類を郵送してもらう
- 書類を作成し、押印してポストに投函する
- 約1週間~10日前後で自宅にキャッシュカードが届く
銀行へ書類を郵送するときは手続き書類といっしょに本人確認書類を送る必要があります。
どのような本人確認書類が必要なのかを以下にまとめました。
【本人確認書類】(いずれか1点のコピー)
- 運転免許証(両面コピーが必要)
- パスポート(顔写真のページと所持人記入欄のところのコピーが必要)
- 個人番号カード(表面のみコピーしたもの)
- 各種健康保険証(住所、生年月日、勤務先が入ったもの。カード式は裏面のコピーも必要)
- 住民票の写し(発行日より6ヶ月以内のもの)
- 印鑑証明書(発行日より6ヶ月以内のもの)
上記の本人確認書類のどれか1点のコピーも、必ずいっしょに送りましょう。もし間違えて原本を送ってしまったとしても返してもらうことはできません。
間違えて送ってしまわないように送る前には必ず確認してください。
窓口で再発行手続きをする場合
銀行窓口で直接再発行してもらうときは、事前に銀行に紛失したことを連絡します。
そして銀行に行く前に、手続き書類(照会状)を届けてもらい、手続き書類(照会状)と再発行手続きに必要なモノを持って銀行に行きます。
それでは来店時に必要な書類は
- 手続き書類(照会状)
- 銀行届印(口座ごとに異なる場合は、すべての印鑑が必要)
- 本人確認書類の原本(郵送の場合、本人確認書類のうちのいずれか1点)
上記の書類を用意してから銀行へ行きましょう。その後、キャッシュカードを銀行窓口でもらいにいきます。
ちなみに、キャッシュカードと通帳の紛失が理由で再発行の手続きをするときには、再発行手数料として1件あたり1,100円(税込)がかかるので覚えておきましょう。
ローンカードを紛失した場合
ここでは三井住友銀行カードローンの「ローンカード」を紛失したときの対処法をご紹介します。そして、もし悪用されてしまったときの補償についてお話していきます。
ローンカードの紛失に気付いたときは、やはりキャッシュカードのように三井住友銀行に電話をしてローンカードの利用停止手続きをすることが重要です。
また午前9時から午後9時までは三井住友銀行カードローンプラザ、時間外の連絡は三井住友銀行ATMセンターにて対応してもらえます。
ローンカードの利用停止手続きをしておくと、もし誰かに拾われたとしても悪用される心配がなくなります。
利用手続きが終わったあとは警察にも紛失した届けを出し、そのときに発行される「受理番号」も銀行に伝えておきましょう。
紛失したローンカードが見つかっても利用はできない
ローンカードを紛失して利用停止手続きをしたあとは、たとえカードが見つかったとしても利用することはできません。
さらに、カードが再発行されるまではATMからキャッシングにてお金を借り入れることもできないのでご注意ください。
三井住友銀行に電話で再発行手続きをした場合は、書類を郵送するということもありローンカードが郵送で届くまでに約1週間~10日間程かかります。
店舗に来店して手続きをした場合でも即日発行ができないため、ローンカードは郵送で届けられます。
ローンカードが届いたあとは新しいカードを使い、ATMからキャッシングにてお金を借り入れることができます。
それでは、もしローンカードが不正利用されてしまった場合、どうなるのかも心配なところだと思うので不正利用されてしまった場合についてもお話ししていきます。
万が一ローンカードが不正利用されたときは?
紛失した三井住友銀行のローンカードは、被害補償の対象内です。ただし、不正利用をしたのが身内だったり、暗証番号が第三者でも簡単にわかってしまうものだったなどの場合は、利用者側の過失を認められることがあります。
そういった場合は、基本的に不正利用の被害補償の対象外となってしまいますので気をつけましょう。
三井住友銀行のカードを紛失したら銀行と警察に連絡を!
三井住友銀行を利用するときにキャッシュカード、通帳や銀行印、ローンカードを紛失していたことに気づいた場合、まず取引先である三井住友銀行と警察に届け出ましょう。
では三井住友銀行への連絡方法と、なぜ警察に届け出ねばならないのか?その重要性についてお話ししますね。
三井住友銀行に連絡する
インターネットバンキングの場合、普通預金キャッシュカード、通帳、印鑑、パスワードカード、SMBC CARD/One’s Card、SMBCデビットカード については、インターネットバンキングでの簡単な手続きで即時利用停止ができます。
そして電話をする場合は、普通預金以外のキャッシュカード、デビットカード一体型キャッシュカード、SMBC CARD Suica、SMBC JCB CARD、外貨預金通帳など。
三井住友銀行のホームページにてフリーダイヤルの番号を確認のうえ、お電話してくださいね。
警察に届け出る必要性はあるの?
三井住友銀行のキャッシュカードを紛失したら、大事なものなのですぐに警察に届け出る必要があります。
盗難、紛失したキャッシュカードなどを利用して第三者により不正にお金を引き出されたら困りますよね。
そんなときのために、金融機関には預金者を守る目的で不正引き出し被害に対する補償をする「預金者保護法」という法律があります。
三井住友銀行も預金者保護法のもと、不正引き出し被害にあった方に対して補償を実施しています。
ただ、キャッシュカードなどを紛失したときに三井住友銀行に連絡することはもちろん、警察にも紛失したことを連絡していないと不正引き出し被害に対する補償の対象から外れてしまうのです。
また、キャッシュカードや通帳だけでなく、ローンカードを紛失して不正引き出しされた場合も不正引き出し被害の補償対象に含まれます。
自分の預金を守るため、補償対象から外されないためにもキャッシュカードなどを紛失したときはすぐに警察へ届け出ることが重要です。
そして警察に届け出たときに発行される「受理番号」も、念のため銀行に伝えておくといいでしょう。
銀行印を紛失した場合
ここでは三井住友銀行で口座を開設したり、銀行印として登録した印鑑を紛失してしまったときの対処方法を紹介します。
銀行印の紛失の連絡をしたあとの対処法は?
まず三井住友銀行より手続き書類(照会状)が郵送にて送られます。
最寄りの三井住友銀行の支店窓口へ必要な書類を持って行き、新たに銀行印を登録しましょう。
【来店するときに必要なモノ】
- 新しい印鑑
- 通帳や証書
- 本人確認書類の原本
- 手続き書類
本人確認書類である原本は、郵送の場合「書いた本人確認書類のうちのいずれか1点」となっています。
また手続きの書類は照会状です。
ただし、顔写真付きの本人確認書類をもっていくときは紹介状はいりません。
銀行印を紛失してしまった場合の手続きはそれほど難しくないので、紛失に気付いたときはすぐに銀行へ連絡し新しい印鑑の登録手続きをしましょう。
まとめ
キャッシュカードや通帳など銀行との取引で必要になるモノは、紛失しないようくれぐれも気を付けましょう。
もしキャッシュカードや通帳などを紛失していることに気付いたら、何よりも最優先で三井住友銀行と警察に連絡をすることが大切です!
すぐ連絡することが、三井住友銀行に預けているみなさんのお金を守ることにもつながります。
また、紛失したことに早く気付くことができるようにキャッシュカードや通帳などがあるかどうか日ごろから確認するクセをつけるのも良いでしょう。