プロミスの解約にあたっては、解約方法以外にも一括返済の方法や解約後のカードの処理についての予備知識が必要です。
また解約することのデメリットも知っておきたいことのひとつですよね。
今回はプロミスの簡単な解約方法や一括返済の方法、解約後の注意事項など解約に関することをまとめてお伝えします。
プロミスの解約をお考えの方は、解約方法を役立ててみて下さい。
目次
プロミスの解約は電話1本で完了できる!
プロミスで解約するとき、プロミスフリーコールへ電話すれば、オペレーターへ解約の希望を伝えるだけなので簡単です。
一方、電話以外だと、以下の2つから解約することができます。
- 店頭窓口
- 自動契約機
ちなみに多くのサイトではプロミスの解約方法は、電話と店頭窓口の2通りだけと説明しています。
しかし実際お金の教本運営スタッフがプロミスへ直接確認をしたところ、電話・店頭窓口・自動契約機の3つの方法から解約できることを確認しました。
そのため近くにプロミスの店舗がある場合は、直接店舗で解約手続きすることも可能ですよ。
電話以外で解約するには本人確認書類が必要です
店頭窓口や自動契約機で解約する際は、それぞれの営業時間に本人確認書類を持っていくことが必要です。本人確認書類は、以下の書類のいずれかとなります。
- 運転免許証もしくはパスポート
- 「各種健康保険証」+「住民票」
本人確認書類は運転免許証やパスポートなど、顔写真が付いている書類であれば、1点で本人確認として認められます。
各種健康保険証の場合は、住民票を合わせての用意をしましょう。
ただこれらの提出書類の住所と現在の住所が異なる方は、さらに現住所の記載されている以下の書類から1点が必要です。
- 国税または地方税の領収書・もしくは納税証明書
- 社会保険料の領収書
- 公共料金の領収書(電気・ガス・水道各会社、NHK発行)
- 住民票の写しまたは住民票の記載事項証明書
なお、どの書類についても発行日から6ヶ月以内のものと限られているので、提出する前に確認しておくことが大事ですよ。
次に、店頭窓口と自動契約機の営業時間について確認してみましょう。プロミスの店頭窓口(お客様サービスプラザ)の営業時間は、平日の午前10時~午後18時までとなっています。
一方、自動契約機は土日祝日も含め、午前9時~午後21時まで営業しているのです。ただし店舗によって、営業時間に細かな差があったり、土日祝日は休業となっていたりすることもあります。
そのため店舗を利用する際は、あらかじめ営業時間を確認してから解約手続きへ向かうようにしましょう。
プロミスの各店舗や自動契約機の営業時間は、こちらからも確認していただけます。
完済しておくこと
プロミスを解約するには、それまでに借入れ額を完済しておくことが必要です。
完済するには、借入れ額をまとめて返済できる程度になった段階で一括返済するのがおすすめです。
一括返済で早めに完済すれば、本来かかるはずだった返済期間を短縮することができ、その分の利息を支払わずに済みます。
ただ一括返済のときに気をつけたいのが、ATMでの取り扱いは1,000円単位のみということです。
プロミスATMも提携ATMでも1,000円以下の端数の取り扱いは行っていないため、端数分まで返済することができません。
そのため借入れ額を完済する際は、1,000円以下の端数分まで取り扱いのある以下の4つから支払いましょう。
- インターネット
- マルチメディア端末(Loppi、Famiポート)
- 店頭窓口(お客様サービスプラザ)
- 銀行振込み
以上の方法であれば、1円単位までぴったり完済することが可能です。なお銀行振込みで返済するには振込み手数料がかかるので注意しましょう。
解約に関する書類やカードの処分方法は?
プロミスを解約するとき、手続き以外でも気になることがありますよね。
解約をする際に気になる解約後のカードの処分方法や、解約時に発行される書類について確認してみましょう。
契約終了証明書の送付を希望できます
プロミスを解約する際、契約終了証明書の送付を希望することができます。
契約終了証明書とは完済したことを証明する書類で、住宅ローンなどの大きなローンを組むときに提出を求められることがあるのです。
- 完済したことを証明する書類
- ローンを組むときに必要な場合がある
なお契約終了証明書の送付先は、自宅と勤務先から選ぶことができます。
その際心配なのが、送付物を見た人にキャッシングの利用が知られてしまうことではないでしょうか。
プロミスは契約終了証明書が送付する際、「プロミス」ではなく「事務センター」という差出人名が使用されるため、安心して送付を依頼できますよ 。
カードは今後利用しなければ処分してOK
解約した後のローンカードは、今後プロミスを利用する予定がないのであれば処分してよいでしょう。
しかし今後プロミスをまた利用する可能性がある場合は、カードは処分せずにとっておくこともできます。
カードを処分せず手元に残しておくと、プロミスを再契約するときカードを発行する手間を省くことができるので、スムーズに利用することができますよ。
一方ローンカードを処分した場合は、プロミスと再契約をした後新しいカードが届くまで、カードの利用はできません。
こうした点から、ローンカードは処分するかしないかで、以下のようなメリット・デメリットが発生します。
プロミスカードの処分について | ||
処分する場合 | メリット | カードを人に見られない |
デメリット | 再契約時は新カードが必要 | |
保存する場合 | メリット | 再掲や羽後にまた利用できる |
デメリット | カードを見られる可能性有 |
ローンカードについては、カードを見られることによってプロミスを利用していたことが人に知られてしまうことが考えられます。
そのため、プロミスを今後一切利用する予定のない方は、カードは早めに処分しておきましょう。
カードは不正利用されないような処分が大切
カードを処分する場合は、不正利用されないように細かく切って捨てることが大切です。
カードの磁気ストライプやICチップには個人情報が入っているので、再現できないくらいに細かく切っておきましょう。
また切ったカードを捨てる際も数回に分け、カードが見えないよう黒いビニール袋や紙袋に入れるなどの工夫をすれば、不正利用をより防ぐことができますよ。
ただどうしても自分で捨てるのが不安な方は、店舗に行きオペレーターにカードの処分をお願いするのもひとつの手段です。
店舗なら安全面やセキュリティー面に配慮して処分してもらえるので、処分するならオペレーターにお願いしてみるのもいいでしょう。
プロミスを解約するときに考えたいデメリット
プロミスを解約するときには、解約すること自体にデメリットがないかも気になりますよね。
プロミスを解約するデメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。
- 急遽借入れたいときに借入れできなくなる
- 再度利用するには再契約が必要になる
- プロミスポイントが無効となる
プロミスを解約すると、急遽借入れたくてもすぐに借入れることができなくなります。
そのためプロミスを再度利用する可能性があるという方は、もう借入れが今後必要ないという時期を見極めて解約することが大切です。
解約後にまたプロミスを利用するには、再契約をしなければ利用ができません。解約前に比べ、解約後は借入れまでに時間がかかるので注意しましょう。
またプロミスを解約するとそれまで貯めていたプロミスポイントが無効になります。
プロミスポイントとはプロミスのサービスを利用すると貯まるポイントで、提携ATM手数料を無料にしたり一定期間無利息で利用したりすることができます。
こうした便利なプロミスポイントも解約と同時に無効となります。
ポイントがたまっていたとしても、再契約したときにはまた0ポイントからのスタートとなるので気をつけましょう。
プロミスの解約には以上のようなデメリットがありますが、もちろんメリットもあります。
解約すればプロミスからの借入れはできなくなるため、借入れ以外の方法でお金を得ることになります。
そうした状況に身を置くことで、消費者金融からの借入れを辞めたいという意識を、より強めることができるのです。
こうしたデメリットは、逆にメリットとしても捉えることができます。借入れるのに時間や手間がかかるのであれば、なるべく借入れずに乗り切ろうとする意識が働くためです。
そのためプロミスの完済後、一切借入れないようにしたい方は速やかに解約することをおすすめします。
早めに解約をすれば、プロミスを気軽に再利用するのを防ぐことができるためです。
解約後にプロミスと再契約する方法
- 会員ページから申込む
- プロミスコール・自動契約機・店頭窓口で申込む
プロミスと再契約をするには、会員ページでの手続きが簡単でおすすめです。
以前使っていたカードが手元にあれば、カード番号と暗証番号を入力し会員ページへログインしましょう。
カードがない場合も、web-IDとパスワードの入力でログインが可能です。
なお会員ページへのログイン後、利用限度額が0円になっている場合はプロミスコールへの連絡が必要です。
会員ページにログインできない場合は、プロミスコール・自動契約機・店頭窓口で再契約を申込みましょう。
解約に関する注意事項など消費者金融の仕組みはこちらの記事でもご紹介しています。
まとめ
プロミスは、電話1本で簡単に解約することができます。電話以外にも、店頭窓口や自動契約機でも解約することが可能です。
またプロミスの解約前には完済しておくことが必須で、インターネットやマルチメディア端末なら手数料無料となっており、1円単位までしっかり返済することができます。
プロミスを解約する際は、その後のカードの処分や契約終了証明書の発行についてあらかじめ決めておくことをおすすめします。